2010年12月24日

チクリ屋萌花の事件

萌花は見た…。

病院にはやや認知症の人も入院している。中には徘徊癖の人もいる。病棟内を徘徊するだけならそれほど心配はないないようだけど、エレベーターの側には階段もあるし、さらに車いすで徘徊されたのでは危なくてたまったものではない。かと言って、そんな認知症の人たちを常に「監視」することはできない。そこで、そんな人たちはナースステーションの中で、看護師全員で見守ることにしているようだ。そして、ナースステーションの中にはいつも2人ほどの年寄りがいることに。だが、それだけで終わるはずもない…。

あるジイサンがこともあろうに、石けんを食べてしまった!

当のジイサンは「うまかったで」と澄ました顔で言ったそうだ。驚いた看護師がその後の対応に追われ、ちょっと目を離した数分の間に夕食が運ばれ、ジイサンはその食事も食べてしまった。それも短い間によく食べられたものだと思う程に平らげていた。

この場合、石けんだけなら洗浄と言う方法があるが、その上にものを食べたのでは、もはや手術するしかない。すぐに家族に連絡をし、緊急手術となった。

それにしても、石けんを食べて平気とは…。


また、夜になると全裸になるジイサンもいた。とにかく、夜になるとベッドの側で着ているものを脱ぐ。看護師が着せてもまた脱いでしまう。

看護師とは大変な職業だ…。


でも、ここまでは聞いた話。だが、私は見た。見てしまった。それも「家政婦は見た」のように、のぞき見みたいにして見た訳ではなく、バッチリと鉢合わせ!

以前も書いたけど、病棟には看護師、看護学生の他にどういう位置付けか知らないけど、雑用係のようなオバサンがいる。ある時、私がトイレに行くと、そのオバサンがタバコを吸っていた。私はこのオバサンが嫌いだから、その時は何も言わなかったけど、すぐに看護師にチクッた。

病院は当然全館禁煙。それでも隠れてタバコを吸う人はいるようで以前の入院のとき「○月×日、タバコのにおいがしました」との張り紙があった。でも、何のことはない。卑しくも病院の職員が吸っていたのだから。

その後、その件に対して何もないので、別の看護師に聞いてみた。彼女はオバサンの喫煙のことは知らないけど、それは「上」には伝わっているでしょうと言った。私は別に看護師全員でオバサンを見張れとか言うのではなく、喫煙の事実を知っていて当然なのではと思っていた。そこで、チクッた看護師にその話を蒸し返してみると、確かに上には伝えていた。でも、あの後ですぐにトイレに行ってみたけど、タバコのにおいはしなかったし、現場を押さえた訳ではないのでと言った。

あのね、現場は私が押さえたでしょ。また、私がオバサンの喫煙に出くわしただけでものもすごい確率だし、このオバサンもしばらくは、少なくとも私が入院している間はトイレでタバコを吸わないだろう。それをこの次、看護師がその現場を押さえることが出来るとしたら、気が遠くなるような確率でしかない。

その後、マンガを持ってきてくれる看護師の話によれば、オバサンは喫煙の事実を認め謝罪した。このオバサンは元は5階にいた。そこで入院患者ともめ事を起こし、5階にいられなくなり4階へ移動。その仕事ぶりはベテラン看護師にはいいけど、学生や新人看護師には結構きついことを言うし、先日も個室の患者ともめてクビになるのも近いのではと言うことだった。

私がこのオバサンを嫌いなのは、抗がん剤投与のため2週間ごとに入院していたある時「マツモトさん、お帰り!」と言った。これが私にはカチンときた。好きで病院にやってくる訳ではない、だるく吐き気に悩まされる3日間を繰り返しているというのに、看護師も看護学生もそんなことはだれも言わない。この件に関しては「このオバサンに悪気はないのでは」との意見もあったけど、悪気がなければ何を言ってもいいと言うものではない。それ以来、私はこのオバサンが大嫌いになった。

かと言って、病院の人事に口を出すつもりはないけど、その後もオバサンは勤務を続けていたし、結局今回も注意を受けただけで終わったようだ。

でも、この病院の喫煙コーナーは1階正面玄関脇の外。何も戸外に設置することはないと思う。真冬に戸外での喫煙は寒いだろうに、これだけは喫煙する人が気の毒…。それでも吸いたいのがタバコ?

ちなみに、私が勤めていたデパートではトイレでタバコを吸うと即退店。そのため煙感知機も設置されている。

また、このオバサンの特徴の1つにだみ声がある。声はもって生まれたものだからどうしようもないけど、喫煙をチクられてからのオバサンの、だみ声のトーンが心持ち低くなったのに気がついたのはおそらく私だけだと思う。でも、その声も今は、チクリ屋の私が退院したので、通常モードに戻っているだろう。






































posted by 松本萌花 at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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