有名なのが、浅草・浅草寺(せんそうじ)のほおずき市。毎年テレビで放映される、あの色と形がなんともかわいい江戸の夏の風物詩。その浅草寺に7月10日にお参りすると、四万六千日(しまんろくせんにち)お参りしただけの功徳がいただけるそうで、毎年おまいりしている人たちは、もう功徳があふれ返って大変なんじゃないかしら。
そのほおずき市の由来は、源頼朝が奥州征伐の帰り道、浅草で兵を休ませたとき、日射病で倒れた兵士達に、ほおずきを食べさせて元気付けたからところから、ここに市が立つようになった。
でも、ほおずきって食べられるものだったの?
私にとっての、ほおずきは花屋で見かけるもの。ほおずきの実の種を抜いたのを口に入れるとキュッキュッと音がして、昔は子供の玩具だったらしいけど、昔から、そんなものは売ってなかったし、話にも聞いたことがない。やはり、関東以東のことのようだ。それにしても、ほおずきが食べられるとは、知らなかった……。
ほおずきとは、ナス科の多年草で、原産地は東南アジア。草丈は60センチ〜80センチで、観賞用と食用になる種があり、ヨーロッパでは古くから栽培され、味は甘酸っぱい。日本でも、秋田県上小阿仁村の特産で、北海道でも1995年から、由仁町、江別市で生産されている。
ほおづきは漢字で書くと、酸漿、鬼灯。中国語で小さな赤提灯の意味で「金灯」「錦燈籠」とも書く。そのほおずき市も「ふみつき市」が訛って、ほおずき市になったと言う説があり、鳴らすときにほほが膨らむので「ほほづき」が訛ったとの説もある。また、元旦に食べると病気をしないとかの言い伝えもあるけど、ナス科の植物にはどれも微量の毒があるので、食べ過ぎない方がいい。
また、海ほおずきと言うのもある。私は、こちらも見たことがない。巻貝の卵嚢(らんのう)で、これも口の中で鳴らして遊ぶ子供の玩具。この海ほおずきは、ほおずきほど鳴らすのが難しくない、と言うことは、ほおずきは鳴らすのも難しいらしい。
わからないことが多いので、来年の夏、ほおずき市に行ってみます。行けば、何かわかるでしょう!
明日は何の日・7月9日
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