2010年12月27日

さあ、食べなくっちゃ!

以前、病院の食堂で働いている人から聞いた話によれば、レストランや食堂などではヒマな日もあるけど、病院ではほぼそれがない。なのに、入院患者の症状により食事内容が変わったり、新しい入院患者の好みも把握しなければならない。病院の食堂と言うのもこれで中々大変な職場のようだ。

デイルームには1週間分の献立表が置いてある。それは「並食A」と書かれたもので「並食B」があるのかどうか知らないけど、私の場合は流動食からなので、その違いがわかりやすいかも。始まりは12月10日の午後から。尚、私が食べたメニュー名は私が勝手につけたものです。

10日               並食A
昼 薄い吸い物         米飯        
   おも湯             豚肉の照り焼き
   桃ジュース          インゲンのゴマ和え
   アイスクリーム        マカロニサラダ
                   りんご

夜 吸い物            米飯
   おも湯             魚の磯辺焼き
   片栗粉溶いたもの     ソテー
   ヨーグルト          筑前煮
                    下ろしダイコン

11日
朝 薄いみそ汁         ぶどうパン
   重湯              ハンバーグ
   プリン             サラダ      
(高カロリー点滴半量になる) ポタージュスープ
                   牛乳                   

昼 三分かゆ           米飯
   煮魚               煮魚
   焼き豆腐含め煮       焼き豆腐含め煮
   春雨の煮もの         翁和え   
   桃ゼリー            味付けのり
   桃ジュース          桃ゼリー

夜 三分かゆ           米飯
   味のない吸い物        鶏肉の西京焼き
   ポテトの含め煮        ポテトの含め煮
   鶏ムネ肉のボイル      和え物   
   みかん缶           みかん缶

12日
朝 三分かゆ           米飯       
   みそ汁(ふ、卵)        みそ汁                             
   カボチャグラタン       カボチャグラタン
   のり佃煮            のり佃煮
   牛乳              牛乳

昼 五分かゆ           米飯
   青菜炒り煮          蒸し春巻き
   高野豆腐の含め煮     ソテー
   目玉焼き半個        青菜炒り煮 
   練り梅             練り梅
   バナナ             バナナ
(目玉焼きと言うより、ゆで卵の目玉焼きバージョンと言った感じ)

夜 五分かゆ           米飯
   魚煮付け           塩鮭焼き
  里芋含め煮          里芋含め煮
  ナスの煮もの         卵とじ
                    しそ昆布

13日
朝 五分かゆ           食パン
   みそ汁             イチゴジャム
   オムレツ            オムレツ 
   練り梅              オレンジ
   ババロア            コンソメスープ
  ヨーグルト           牛乳

昼 七分かゆ           米飯
   魚煮付            魚のムニエル
   ブロッコリー         ソテー
   カブのやわらか煮     カブのやわらか煮
   青菜のお浸し        ほうれん草のお浸し

夜 七分かゆ           米飯
    おでん            おでん
   スパゲティサラダ      酢味噌和え
   のり佃煮           ふりかけ
   イチゴ             リンゴ 

14日
朝 七分かゆ           米飯
   みそ汁            みそ汁
   錦糸卵のえびしんじょう  錦糸卵のえびしんじょう   
   かつお節みそ        和え物
   ヨーグルト          かつお節みそ
                    牛乳

昼 卵うどん            卵うどん
   ソフール            焼きイモ
   桃缶               桃缶  

夜 七分かゆ           米飯
   刺し身             刺し身
   大根(味付き)        白髪大根
   トマト              トマト
   白菜煮物           ナスのそぼろあんかけ
   ニンジンゴボウの煮もの  シソの葉
                    ソフール

15日
朝 七分かゆ           米粉バターロール
   みそ汁            コーンポタージュ
   蒸しシューマイ       蒸しシューマイ
   オレンジゼリー       オレンジゼリー
   飲むヨーグルト       牛乳

昼 全かゆ             米飯
   魚煮付け           魚照り焼き
   ほうれん草のお浸し     ほうれん草のお浸し
   マーボ豆腐          マーボ豆腐
   イチゴ             イチゴ

夜 全かゆ            米飯
   炒り卵             鶏肉のバター焼き
   ポテト含め煮         ポテト含め煮
   漬物              たらこ和え
                   シソの実漬
      
以後は退院するまで全かゆであったものの、副食のメニューは並食Aと基本的には同じ。ただし、抗がん剤投与以降、脂こいものが食べられなくなった私は、肉のメニューの時は魚にしてもらった。

11日には排便があり、14日に点滴が終了したものの、15日には退院とはならず、18日になってしまった。それでも順調に回復した方とのこと。

今は体調も良くなり、元気です。

でも、来年こそは、健康に暮らそう!


と、言うような次第で、突然ではございますが、このブログは本日をもちまして、閉鎖させていただきます。

今まで、本当にありがとうございました。

                                                  松本  萌花 















      







 




     
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2010年12月26日

ストーマ閉鎖手術の実況中継!

そして、手術の日はやってきた。

4月の時は緊急手術だったし、体調も悪く説明を聞いてもどこか上の空のだったけど、今回は絶食こそ続いているものの、高カロリー点滴により、栄養状態は良好に保たれているし、腸閉塞の管も抜けていたので説明もしっかりその意味がわかる。

ストーマ(人工肛門)と言うのは、私の場合ヘソの左下に小さく紅い梅干しが、その3分の1ほど皮ふから顔を覗かせているような状態で、そこにパウチをかぶせその中に排便があり、パウチの下から便を捨てる。

今回はそのストーマを閉鎖、つまり元の状態に戻すための手術。むろん、永久ストーマの人もいるが緊急避難的にストーマになり、その後手術によりストーマにさよならする人も多い。

でも、正直言って、よくわからないままに手術と言う方が気楽。さらに、元に戻すだけの手術だから、それほどのことはないと思っていたら、これがどうしてどうして、癒着している部分を剥がしながら行うので、かなり大変の手術とのこと。また、つなぐと言うから縫うのかと思っていたら、ナント、器械でつなげるのだそうだ(どんな器械なのか想像もつかない)さらにうまくつながらないこともあり、もしかしたら「小腸ストーマ」になる可能性もあるので、その位置の確認をするに至ってはあまりいい気持はしなかった。

こうなったら、念じるしかない!
「ストーマ閉鎖、手術はこれで終わり」

ある看護師に今の心境を聞かれたので「まな板の上の鯉」と答えたら「鯛じゃなかったっけ?」と返ってきたのには思わず笑ってしまった。別にやせ我慢ではなく、ここまで来たら「ストーマ閉鎖、手術はこれで終わり」それしかない。


12月6日午後1時、手術開始。手術衣に着替えた私は看護師に伴われて手術室に。ドアを入ったところで、点滴棒も手術室用のに代わることになった。そこに待っていたのは顔見知りの看護師が2人と、大学病院からやってきた麻酔科の医師。手術室は寒いものの手術台はしっかり温めていてくれた。背中に痛み止めの針が差しこまれ、いよいよ酸素を吸う。これで意識が無くなる。

その間にも私は何度も「ストーマ閉鎖、手術はこれで終わり」を唱えていた。


そして、気がつけばまだ手術室だった。前回は病室だった。
「手術は無事に終わりましたからね」
「ありがとうございます、ストーマは」
「閉鎖されましたよ」
良かった…。
終わった時間は午後6時。つまり、5時間の手術。

病室に戻ると今度は夜勤の看護師が付いてくれた。前回の手術後はナースステーションの向かいの部屋だったけど、今回はそこには常に見守りが必要な人が入っていたので、少し離れた2人部屋に1人で入っていたし、術後はベッドも私の1つだけだった。そして、この夜勤の看護師は如何に仕事とはいえ、ものすごく親身に世話をしてくれた。術後の一番苦しい時に、お陰でどれだけ救われたことか…。

その看護師が休み明けに顔を見せてくれた時、私は心から彼女に感謝の言葉を述べた。そのことに対してもこういう人はどこまでも謙虚だった。私はいつも何かや誰かのことをチクッている訳ではない。彼女のことは看護師長にも伝えた。看護師長も「あの娘は信念を持ってやっていますから」と喜んでいた。

また、私の主治医は超真面目な人。医師の中には「その程度のことで電話するな」と言う医師と「何でもいつでもいいから電話して」と言う医師がいる。主治医は後者のタイプで、いつ休みをとるのかと思う程、ほぼ毎日病院にいる。自分で患者の状態を確認しなければ気が済まない性格のようで、それにしても、そんなので家庭の方は大丈夫なのだろうかと、ついいらぬ心配をしてしまう程。でも、家庭はうまくいっているようで、全くの余計なお世話だった。

さて、肝心のストーマ跡だけど、縫ってあるのかと思ったら、ナント「梅干し」を上から取り除いたように窪んだままで、汁が出るのでガーゼが当てられているだけ。肉は盛り上がる性質を持っているので、いずれ窪みはなくなる。

12月9日、シャワーが許可になる。医師曰く「日本の水は清潔だから、しっかりシャワーで流しても大丈夫」でも、シャワーの後、すぐに腹痛を起こし痛み止めを打ってもらったけど、別にシャワーのせいで腹痛になった訳ではなく、何てたって5時間の手術だから、その後も腹痛は何度か起きたし、吐きもした。

術後の計画書によれば、術後1日目から2日目には、ベッドをアップし、ベッドサイドに立ち病室内を歩行、3日目は病棟内歩行で水分許可となる。4日目目からは流動食開始、7日目に半抜糸、ドレーン抜去。そして、全抜糸とある。

だが、これはあくまでも目安であり、状態により多少の変化があると但し書きが付いてる。

やがて、流動食が始まり、私は15日に退院しようと思っていた。


































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2010年12月24日

チクリ屋萌花の事件

萌花は見た…。

病院にはやや認知症の人も入院している。中には徘徊癖の人もいる。病棟内を徘徊するだけならそれほど心配はないないようだけど、エレベーターの側には階段もあるし、さらに車いすで徘徊されたのでは危なくてたまったものではない。かと言って、そんな認知症の人たちを常に「監視」することはできない。そこで、そんな人たちはナースステーションの中で、看護師全員で見守ることにしているようだ。そして、ナースステーションの中にはいつも2人ほどの年寄りがいることに。だが、それだけで終わるはずもない…。

あるジイサンがこともあろうに、石けんを食べてしまった!

当のジイサンは「うまかったで」と澄ました顔で言ったそうだ。驚いた看護師がその後の対応に追われ、ちょっと目を離した数分の間に夕食が運ばれ、ジイサンはその食事も食べてしまった。それも短い間によく食べられたものだと思う程に平らげていた。

この場合、石けんだけなら洗浄と言う方法があるが、その上にものを食べたのでは、もはや手術するしかない。すぐに家族に連絡をし、緊急手術となった。

それにしても、石けんを食べて平気とは…。


また、夜になると全裸になるジイサンもいた。とにかく、夜になるとベッドの側で着ているものを脱ぐ。看護師が着せてもまた脱いでしまう。

看護師とは大変な職業だ…。


でも、ここまでは聞いた話。だが、私は見た。見てしまった。それも「家政婦は見た」のように、のぞき見みたいにして見た訳ではなく、バッチリと鉢合わせ!

以前も書いたけど、病棟には看護師、看護学生の他にどういう位置付けか知らないけど、雑用係のようなオバサンがいる。ある時、私がトイレに行くと、そのオバサンがタバコを吸っていた。私はこのオバサンが嫌いだから、その時は何も言わなかったけど、すぐに看護師にチクッた。

病院は当然全館禁煙。それでも隠れてタバコを吸う人はいるようで以前の入院のとき「○月×日、タバコのにおいがしました」との張り紙があった。でも、何のことはない。卑しくも病院の職員が吸っていたのだから。

その後、その件に対して何もないので、別の看護師に聞いてみた。彼女はオバサンの喫煙のことは知らないけど、それは「上」には伝わっているでしょうと言った。私は別に看護師全員でオバサンを見張れとか言うのではなく、喫煙の事実を知っていて当然なのではと思っていた。そこで、チクッた看護師にその話を蒸し返してみると、確かに上には伝えていた。でも、あの後ですぐにトイレに行ってみたけど、タバコのにおいはしなかったし、現場を押さえた訳ではないのでと言った。

あのね、現場は私が押さえたでしょ。また、私がオバサンの喫煙に出くわしただけでものもすごい確率だし、このオバサンもしばらくは、少なくとも私が入院している間はトイレでタバコを吸わないだろう。それをこの次、看護師がその現場を押さえることが出来るとしたら、気が遠くなるような確率でしかない。

その後、マンガを持ってきてくれる看護師の話によれば、オバサンは喫煙の事実を認め謝罪した。このオバサンは元は5階にいた。そこで入院患者ともめ事を起こし、5階にいられなくなり4階へ移動。その仕事ぶりはベテラン看護師にはいいけど、学生や新人看護師には結構きついことを言うし、先日も個室の患者ともめてクビになるのも近いのではと言うことだった。

私がこのオバサンを嫌いなのは、抗がん剤投与のため2週間ごとに入院していたある時「マツモトさん、お帰り!」と言った。これが私にはカチンときた。好きで病院にやってくる訳ではない、だるく吐き気に悩まされる3日間を繰り返しているというのに、看護師も看護学生もそんなことはだれも言わない。この件に関しては「このオバサンに悪気はないのでは」との意見もあったけど、悪気がなければ何を言ってもいいと言うものではない。それ以来、私はこのオバサンが大嫌いになった。

かと言って、病院の人事に口を出すつもりはないけど、その後もオバサンは勤務を続けていたし、結局今回も注意を受けただけで終わったようだ。

でも、この病院の喫煙コーナーは1階正面玄関脇の外。何も戸外に設置することはないと思う。真冬に戸外での喫煙は寒いだろうに、これだけは喫煙する人が気の毒…。それでも吸いたいのがタバコ?

ちなみに、私が勤めていたデパートではトイレでタバコを吸うと即退店。そのため煙感知機も設置されている。

また、このオバサンの特徴の1つにだみ声がある。声はもって生まれたものだからどうしようもないけど、喫煙をチクられてからのオバサンの、だみ声のトーンが心持ち低くなったのに気がついたのはおそらく私だけだと思う。でも、その声も今は、チクリ屋の私が退院したので、通常モードに戻っているだろう。






































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2010年12月23日

退院しました!

思えば11月16日の夜までは元気だった。

4月の手術でストーマ(人工肛門)となったものの、永久ストーマは避けられ、最初は1月にストーマ閉鎖手術をすることになっていたけど、医師から状態がいいので12月でもいいと言われたので、善は急げと12月3日入院、6日に手術をすることに決まった。それなのに…。

16日、風呂に入り、7時ごろから少し腹痛があったものの、そのまま食事をした。その後、痛みが増したので病院に電話。折り返し電話があり、8時前にタクシーで病院に行く。帰宅中だった医師は引き返してくれた。レントゲンとエコーを撮り、薬をもらいその日は帰宅。だが、10時と午前0時10分、4時10分に食べたものを吐く。

17日の朝8時ごろに再度病院に電話し、9時に外来に行き、そのまま入院。その後も4回ほど吐き、CTやレントゲンなどの検査。排便なく痛み続く。

18日、腸閉塞との診断が下り、明日は鼻から管を入れると言うので、2時間ほど外出許可をもらい、家に帰り、そのままだった部屋を少し片付け、必要なものをバッグに詰め、郵便局に郵便物の不在届を提出。

19日、鼻から管。かなり、大変だった…。その後、緑色の液体を吐く。管の先より、黒っぽい液体排出。これからもずっと絶食なので、高カロリー点滴が始まる。エルネオパ2号、1230カロリー(非タンパク質量1050キロカロリー)1500ミリリットルを24時間かけて投与。

20日、やっと排便あり、少し楽になる。

21日、管の中にさらに細い管を通す。

22日、何も食べなくても栄養は十分足りているとは言え、空腹感はある。そこで、アメとガムが許可になったけど、どちらもあまり好きではない。日常ではまず食べない。それても空腹を紛らわすために売店であれこれ買う。でも、すぐに飽きてしまうから、翌日にはさらに別の種類を買いたす。

28日、やっと、管が抜ける…。腹痛少し治まる。水も少し飲めるようになる。でも、手術まで絶食は続く。

それから、ストーマ閉鎖手術の12月6日までは、たまに腹痛はあるものの、わりと楽に過ごせた。

またしても、自宅からマンガを持ってきてくれる親切な看護師さんなど、この病院の医師もスタッフもやさしい。

そんな頃、ちょっとした「事件」が…。





















posted by 松本萌花 at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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